アジング2年目で2万円を超えるような竿は前回買ったAJ610とこのAJ82しか所有したことなく、他の竿を比べてどうなのっていう感想は出来ません。
まず、なんでこんな長い竿を買ったのか。もちろんキャロやフロートを気持ちよくキャストしたいためです。
がまかつのAJシリーズの中で最長。適正ルアーウェイトは2~14gとこれまた最強。適正ルアーウェイト2~14gは同じAJシリーズのS72M-Solid.Fも同じで、どちらを買おうか悩みました。7.2フィートのほうが取り回しが楽かなぁとも思いましたが、キャロやフロートは必然的にキャスト時の垂らしが長くなることを考えると長いほうが良いかなぁと判断。特に飛距離とかは気にしませんでした。
あとは手前の沈み根やテトラをかわしたりしやすいかなぁとも思いました。
ここらへんは使ってみると予想通りの使いやすさ。デメリットは後ろに障害物がある場合(テトラや磯)にキャストし辛い場面があることです。ここらへんは7.2フィートでも同じかもしれませんね。
用途としては、キャロ、フロート、チヌゲー、マゴチゲー、プラッキング、スプーン、メタルジグ等。正直ジグヘッド単体用のAJ610では2gを超えてくるとキャストのときに気を使うし、フルスイングできるほど強いラインも巻いてないので、ジグヘッド単体以外はAJ82を使っています。
AJ610の67gと比べるとAJ82の84gはやっぱりちょっと重い感じがします。長さもあるし。けど、8フィート超の竿では最軽量の部類。ジギングする人には笑われるかもしれませんが、ひ弱なアジンガーでもキャスト疲れすることはないです。
感度も非常に良いです。ジグヘッド単体向けの短い竿ではあたりは竿先に出る感じですが、このAJ82は竿先と同様に、リールを持っている右手にもカツンと出ます。これは不思議な感覚です。ちょっとアジングを嗜んでる人であれば考える前に勝手に体がフッキングしてます。ここらへんはタックルバランスで変わるかもしれませんけどね。
長くて硬い竿だからあたりの出方はダルなんじゃないの?って思ってましたが、小さなあたりもティップがクッと入るし、良く分かります。フロートをフルキャストして50m先の豆アジのあたりすら分かりますw
曲がり方は素直で10gを超えるリグもキャストしやすいですし、大物でもぐんぐん寄ってきます。大きなアジ特有の取り込み前の最後の悪あがきでも竿がちゃんと追従してくれてばれることは無いです。「リールが巻けねー!」と思うほどの自分的大物でも竿を立ててると「あれ?もう寄ってるじゃん」って思うことが多々あります。(尺メバルや40cm超のアジとか釣ったことないから分かりません!w)
全体的な感想としては、「長く強い竿だけに特殊な使い方でしか本領を発揮できない訳ではなく、結構オールマイティーに使えるやつ」てな感じ。持ってて絶対損はしないと思います。まだ使ったことないですがエギも2.5号(10g)ぐらいなら快適に使えると思います。
デメリットとしては・・・
~3gまでのリグだと操作感が悪いし、キャストもし辛いです。途端に長さを感じるようになります。
1ピース状態で常に移動したい!って人は車を選ぶような気がします。ノアで竿先を当てないようにして20センチほどしか余裕がありません。
竿を洗うときなど、がっつんがっつん竿先をどこかにぶつけてしまいますw
20センチ以下のアジならふっとんで来ちゃいますw
それぐらいですね。
それなりに高いし、8フィート超の竿なんて・・・と思ってしまうかもしれませんが、非常に汎用性が高く、重いリグにも対応できるんで自分の釣りの幅が広がります。キャロ、フロートなんて・・・という固定観念が消えます。
常夜灯に縛られることもなくなるので、あそこでキャロはどうだろう、あそこでフロート投げてみようかな、という探究心が出てきますよ!
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